三温糖フラワー

銀河遊牧民/絵/本名です

年上のひと

猫の絵は明日やる(気分が乗らなかった)

 

 

前々からずっと思ってたけど美術の予備校の先生ってすごく若く見えるよなぁ~

 

 

というのも去年の基礎科の先生にはちゃめちゃにかわいい女の先生がいた。

 

初めてその先生を見たとき大学生のチューターさんと見間違うほどに若々しかった。(実年齢は30とのこと。でも絶対に19で通る。コンビニでお酒とか買えるのか心配になっちゃう)

その先生のシフトは月火水日で私の授業をとってる曜日も月火水なので予備校に行くと毎日先生に会えるというなんとも素晴らしいハッピー予備校ライフ。

 

当時の私はお勉強をサボりにサボりロックバンドのライブに金と時間を溶かすクソ学生だったので、テストでは赤点じゃない教科が3枚しかなかったり数学に至っては赤点しかとったことがないのが日常。学校の先生には呆れられ保護者と共に教頭に呼び出されたこともあった。(ちなみに終了の日には校長に呼び出された。レベルアップってやつだね!)

 

辛い授業を終えた後かわいい先生がいる予備校へ向かう足取りは軽かった。

予備校では主に石膏デッサンなぞを描いており、その頃の私の絵の技量は初心者同然だったので先生から加筆をいただくことも多かった。

加筆をしてもらっているときは生徒が絵を描いている椅子に先生が座り、後ろで生徒が鉛筆使いなどを見るという状態なのだが私は先生の顔ばかり見つめていた。

今考えると気持ち悪い。

あと自分Twitterの音楽アカウントに塾の先生かわいすぎる抱きたいとか書いてたのもほんとに気持ち悪いから体のあらゆる臓器になんらかの石がたまって死んだらいいと思う。

ごめんなさい先生…でもほんとに可愛かった。

マスカラがイエローだったり、服のセンスがシックでとてもオシャンティーだったり、中学の授業でやったことがあると豪語していたバイオリンで弾く「となりのトトロ」がまー音が外れに外れまくっていたり、デスケールを覗くとき口をすぼめる仕草だったり…これら全てが愛しさの暴力…

先生はかわいいという概念そのものだったのだろう。

 

だがしかし別れは突然に訪れた。

11月下旬のある月曜日、先生は12月いっぱいで塾講師を辞めることをそこにいた生徒たちに告げた。東京のアクセサリーの会社に就職するそうだ。

 

…ショックだった。これから先何を楽しみにここにくればいいのか…私が大学受かるまで塾講師を続けてほしかった。泣いた。いや嘘泣いてない。

 

でも私が生きてきた17年間でトップクラスで寂しかった出来事だ。

先生のことは忘れたくないなって心から思う。

だからここにも書いてる

また会いたいな

 

 

そうそう私先生と同じ大学の同じ科を目指してる

もし受かったら報告したい

まあ先生多分わたしのことわすれてるだろうけど~

 

LINE聞いときゃよかったなぁ…